ここでは『とんこつラーメン専門ブログ』管理人が思うとんこつラーメンの魅力やとんこつラーメンへの想いを綴っていきます。
硬さを選べるのが豚骨ラーメン
私がとんこつラーメン好きになった一番の理由は麺の硬さを選べることです。
もちろん他のラーメンでも麺の硬さを選ぶことはできます。
しかし豚骨ラーメンほど豊富な選択肢が存在するラーメンは他にありません。
粉落とし~バリやわまで、ここまで幅広い硬さが選べるのはとんこつラーメンの魅力です。
麺の硬さの好みは人それぞれですが、人によって異なるのはもちろん、同じ人でも年齢を重ねるにつれて好みが変わることってありませんか?
私はまさにそうで、10代後半~20代の頃はとにかく超硬いのが大好きで、粉落としがあるお店なら確実に頼んでいました。一杯目はハリガネ、替え玉は粉落としみたいな感じでした。
30代になっても硬めが好きなのは変わりませんが、流石に粉落としだと生麺の感覚が強いなと感じてハリガネまでにしています。
人によっては逆に柔らかめが好きな方もいらっしゃるでしょう。お店によってバリやわまで選ぶこともできます。
こうした選択肢の幅広さこそ、私が感じるとんこつラーメンの一番の魅力です。
味変できるのが豚骨ラーメン
基本的にとんこつラーメンは替え玉をするのが一般的な美味しい食べ方です。
そのためお店によって元々の麺の量がやや少ない豚骨ラーメン屋さんも珍しくありません。替え玉してもらうことを前提にしているからですね。
替え玉という文化は単に量がたくさん食べられるだけでなく、一杯目と二杯目で味を変える、味変できる楽しみもあります。
私が好きな豚骨ラーメンの食べ方は一杯目の前半はそのまま頂き、中盤で紅しょうがを入れ、替え玉を頼んだら辛子高菜を入れます。
替え玉を入れたらゴマをふりかけ、中盤で紅しょうがを足し、最後にサッパリ終わりたい時はお酢を入れます。
恐らく豚骨ラーメンを食べている時間は替え玉を入れても着丼してから10~15分程度だと思います。
ほんのわずかな時間でも、これほど様々なトッピングや卓上サービスの調味料を利用して多様な味を楽しむことができるのは豚骨ラーメンの魅力だと考えています。
量を選べるのが豚骨ラーメン
先ほど替え玉について書きましたが、替え玉があることで食べたい量を選ぶこともできます。
私は学生の頃に体育会系の運動部に入っていたので、とにかくお腹が空いていました。
とんこつラーメンを食べたときには最高で替え玉3玉、合計4玉まで食べたことがあります。
もちろん替え玉せずに一杯目でサクッと終わらせてもいいわけで、お腹の空き具合によって食べる量を選べるのは豚骨ラーメンの魅力です。
裏を返せば食べ過ぎてしまうことも多々あり、常に自分との戦いが必要でもあります。
しかしそれがまた良き。
自分の欲望をコントロールできてこそ一人前さ。
意外と脂っこくないのが豚骨ラーメン
どのようなラーメンでも他のヘルシーな料理に比べれば重たいジャンルに入ります。
とはいえ、ラーメンの中でも様々な種類があり、野菜中心のヘルシーなラーメンもあります。
流石に豚骨ラーメンがヘルシーとは言えませんが、意外と脂っこくないのは魅力だと考えています。
もちろんスープの濃さや脂っこさはお店によって異なりますが、本場・福岡博多とんこつラーメンは脂っこくなくて食べやすいと感じました。
人気のとんこつラーメン屋さんともなれば女性のお客さんも多く、普段はヘルシー志向だけど「たまにはガッツリ食べたい!」といったニーズを満たしてくれるちょうどいいラーメンだと思います。
先ほども書きましたが、お酢との相性もいいのでお酢を入れれば更にサッパリ食べることもできます。
きくらげやネギといった健康志向トッピングもありますので、ラーメンの中では意外と重たくない・食べやすいのが魅力と考えています。
提供スピードが早いのは豚骨ラーメン
お店にもよりますが、ラーメンの中でも提供スピードが早い傾向にあるのが豚骨ラーメンの魅力です。
理由は様々と思いますが、細麺で硬さによって茹で時間が数秒、数十秒という場合も珍しくないのが関係しているのではないでしょうか。
私が提供スピードに関して重要視していたのは会社勤めしていた時です。
勤めていた会社が新宿にあったので、よく新宿周辺でランチをしていたのですが、会社員の昼休憩は1時間のみです。
厳密に言えばオフィスを出てから飲食店が集まるエリアに移動するのに数分かかりますし、お店によっては待ち時間があるので1時間なんてあっという間です。
特に忙しくて急いでいる時はパッと食べて仕事に戻らないといけない。
だけどコンビニのおにぎりやサンドイッチじゃ物足りない。
そんなときに重宝したのが提供スピードの速い豚骨ラーメン屋さんです。
中でも新宿歌舞伎町エリアにある『博多天神』は数えきれないほど行きました(通ったという表現の方が正しいかもしれません)。
博多天神の最大の魅力は提供スピード。
注文してからハリガネやバリカタであれば、わずか10秒くらいで着丼します。
更に替え玉も1玉無料でオーソドックスな豚骨ラーメンであれば500円。
味は正直言って「物凄く美味しい!」とは言えませんが、忙しい時にサッと食べてお腹も満たせる会社員時代のランチでは重宝しました。
私がよく頼んでいたのはきくらげラーメン。
これに替え玉1玉無料で600円は安過ぎるし速すぎる。
流石に今のところ『博多天神』より提供スピードが速い豚骨ラーメン屋さんには巡り合っていませんが、どの豚骨ラーメン屋さんも飲食店の中ではだいたい速い方ではないでしょうか。
安価に楽しめるのが豚骨ラーメン
先ほど『博多天神』を例に出しましたが、多くの場合、一杯500~700円くらいの価格帯で楽しめる豚骨ラーメン屋さんが多いのではないでしょうか。
もちろん替え玉の無料が有るか無いか、あるいはトッピングによって価格にバラつきは出ます。
とはいえ、そのお店で一番安い豚骨ラーメンを見ると安ければ400円台、少し高くても800円台という感じで、1,000円ちょっと払えばボリューム的にもトッピング的にも大満足のとんこつラーメンが楽しめるのではないでしょうか。
私自身で言えば学生時代や会社員時代は特にお金が無かったので、安くてたくさん食べられる豚骨ラーメン屋さんは重宝しました。
今も決して余裕があるわけではありませんが、歳を重ねたせいか以前ほど量に対する欲求は弱くなってきたので美味しい豚骨ラーメンを探して日々時間がある時は食べ歩いています。
豚骨ラーメンの魅力は安いからそれなりとは限らないということです。
特に本場福岡の博多とんこつラーメンを食べたときは驚きました。
人生で初めて「安いのに美味しい」食べ物に触れたからです。
以前からとんこつラーメン好きでしたが、2019年に福岡旅行した際に食べたとんこつラーメンはずっと忘れられません。
こうした安価で楽しめるのは豚骨ラーメンの魅力だと考えています。
意外と奥が深い豚骨ラーメン
私自身、このブログを立ち上げ「なぜ豚骨ラーメンが好きなのか?」を考えるまで、その魅力について考えたことはありませんでした。
皆さんも好きな食べ物はあると思いますが、恐らく「なぜ好きなんだ?」と考えたことはあまり無いと思います。
もちろん深い理由が無くてもいいですし、あったからといって発信する必要もありません。
私はあくまでも趣味でやっていて、更にブログを立ち上げたり自分好みにカスタマイズするのに苦労しないので、こうしたブログをやっています。
とはいえ、やはり心の奥底にあるのは豚骨ラーメンが好きだということです。
そうじゃなければ、ここに書いてきたとんこつラーメンの魅力を綴ることもできなかったでしょう。
またアウトプットしてみたからこそ、改めて自分自身で気付いた魅力がありました。
とんこつラーメンが好きな方はもちろん、そうじゃない方にとっても何かしらの気付きになれば光栄です。