『博多一風堂』池袋店で植物由来の豚骨風ラーメン「プラントベース赤丸」を食べてみた

今回ご紹介するのは日本国内のとんこつラーメン店でも屈指の有名店『博多一風堂』池袋店です。

このブログでは今回ご紹介する一風堂や一蘭といった超有名店は基本的に取り上げないようにしてきました。
しかし今回『博多一風堂』を選んだのは理由があります。

それは2021年2月1日から植物性の材料をベースとした「プラントベース」のとんこつラーメンが期間限定で提供開始したとのニュースを見たからです!

そこで今回は『博多一風堂』池袋店の基本的な情報をお伝えしつつ、業界初ともいえる「プラントベース」のラーメンを食べた感想などをまとめていきます。

各種評価
アクセス
(4.0)
価格
(3.0)
提供スピード
(3.0)
スープ濃さ
(3.5)
選べる硬さ
(3.5)
オススメ度
(3.5)
MEMO

今回の総合指標は今回食べた「プラントベース赤丸」をもとにしています。通常の一風堂のとんこつラーメンとは別とお考えください。

『博多一風堂』池袋店

場所

『博多一風堂』池袋店はJR山手線・東京メトロ副都心線などが停車する池袋駅が最寄り。
サンシャインシティーなどがある東口方面に位置するとんこつラーメン屋さんです。



価格帯

一番安い豚骨ラーメンは750円(税抜き)です。

注文方法

カウンターまたはテーブル席に通してもらい、席で注文して最後に会計する後払いです。

スープの系統

今回食べた「プラントベース赤丸」は植物由来の原料で作られた「とんこつ風スープ」といえます。
詳しくは後述しますが、一風堂が「とんこつのようで、とんこつじゃない」ラーメンというように、スープ自体はとてもクリーミーで甘みもあり、とんこつスープのような印象を受けます。でも、とんこつは一切使っていないという、まさに体験したことのない不思議なスープでした。

選べる麺の硬さ

麺の硬さはハリガネ・バリカタ・硬め・普通の4種類から選ぶことができます。

注意

「プラントベース赤丸」は最初の麺の硬さを選ぶことができません。

替え玉

替え玉は1玉100円で、小玉は80円です。

「プラントベース赤丸」を注文すると、替え玉の麺自体を最初と同じ植物性のプラント麺にするか、通常の麺にするか選ぶことができます
また、麺の硬さはプラント麺であっても替え玉なら選ぶことができます

替え玉提供方法

スタッフの方がお皿で提供してくれるので自分で入れるスタイルです。

卓上無料サービス

卓上には下記調味料などが無料サービスで利用できます。

  • ピリ辛もやし
  • ごま
  • ラーメンのたれ
  • 餃子のたれ

セルフサービス

お水は1杯目から卓上にあるセルフサービスとなっています。



とんこつラーメン専門ブログ管理人の感想

池袋に立ち寄る予定があったため、以前から気になっていた一風堂の期間限定ラーメンを食べてみようと思い立ち、一風堂を来店しました。

13時半くらいでしたが、サラリーマンや家族連れなどで賑わっており、お店の前で待ちました。
いままで知らなかったのですが、一風堂ではライスを注文するとおかわりが自由にできるそうですね。

平日限定のお得なセットや持ち帰りメニューなど、さすが超有名店だけあって様々なサービスが目に付きます。

10分ほど待って席に案内してもらい、今回のお目当てである期間限定の「プラントベース赤丸」を注文。

「プラントベース赤丸」メニューの裏側には詳細や開発秘話などの情報も記載されており、一風堂の本気度を感じました。

とんこつラーメンの要である豚骨を使用せず、豆乳と昆布だしで作った「とんこつ風スープ」。
さらにスープだけでなく麺や具材にも、いわゆる動物性の食材を使用していないそうです。

ということで早速「プラントベース赤丸」を注文。
注文時に麺をバリカタで、と注文したのですが、「プラントベース赤丸」の最初の一杯目は麺の硬さが決められており、選ぶことはできないとのことでした。

10分ほど待つと着丼。

一風堂らしい器と盛り付けで見た目には植物性の食材だけで作られているとはわかりません。

まずはスープを一口。

ズバリ、とんこつスープです(笑)

お世辞でもなんでもなく、言われなければとんこつスープと間違えてもおかしくないくらい本格的な濃厚スープでした。
ただ言われてみれば豆乳を使っているということで、ほんのり甘みも感じました。

言うなればホワイトシチューという感じ。

そして麺を一口。

麺は卵を使用しておらず、小麦粉は通常の粉ではなく「全粒粉」を使っているそうです。
見た目にも細かなつぶつぶがあり、確かに麺に関しては植物由来っぽいなという感じはしました。

ただそれがいいのかもしれませんが、スープと絡んでいい感じ。美味!

そして注目したいのがチャーシュー。

最近、ラーメンに限らずハンバーガーなどのお肉料理で大豆などを使った「代替肉」が注目されていますが、まさにそれ。
大豆ベースの代替チャーシューは柔らかくて食べやすく、味もしっかりしていました。

その他にもソテーされたきのこが入っており、まさに身体に優しい、胃腸に優しい一杯でした。

珍しく一杯目をゆっくりと完食(笑)



続いて替え玉を注文。
先ほども書きましたが、替え玉に関しては、まず麺の種類を「プラントベース赤丸」で使用している植物由来の「プラント麺」にするか、あるいは通常の麺にするかを選べるとのことでした。

また、どちらの麺にしても硬さも選ぶことができるとのこと。

ということで、今回はせっかくなのでプラント麺のハリガネを注文してみました。

ハリガネらしい歯応えがよく、無料トッピング可能なピリ辛もやしも投入して完食。

スープも濃厚で替え玉をしても全く衰えず、最後まで楽しむことができました。

「とんこつラーメンではない」一杯だったのですが、言われなければとんこつラーメンだと勘違いしてもおかしくないラーメンでした。
これまでに様々なとんこつラーメンをいただいてきましたが、そのどれとも違う独特の麺とスープ。

正直なところ最初はそこまで大したことないだろうと思っていましたが、とんこつラーメンの再現性という意味ではかなり完成度が高いと言えます。

いい意味で予想を裏切る新しいジャンルのラーメンだと感じました。

期間限定でなくなり次第終了とありますので、とんこつラーメンが好きな方はもちろん、身体のことは気になるけど、とんこつラーメンを楽しみたいという方にもオススメです!

強いて言えば一杯1,000円とやや高めの値段設定なので、そこがもう少し安くなれば相当売れると思います。
もちろん原材料費や手間など仕方ない部分もあると思いますが、個人的には期間限定ではなく通常メニューにしてもいいかなと感じました。

ぜひ、なくなる前にまた食べてみたい!

次は替え玉を普通の麺にするとどうなるか、試してみたいところです。



『博多一風堂』池袋店・店舗情報

営業時間

[月~木、日・祝]11:00~翌2:00
[金・土・祝日前]11:00~翌3:00
日曜営業

定休日

年中無休

席数

35席(カウンター11席、テーブル24席)

駐車場

なし

補足

掲載している店舗情報・価格・メニューは公開日時点の内容です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA